【ただの廉価版じゃない】Galaxy S20 FE が発表、価格7.4万円でこのスペックは最高すぎる
SamsungがGalaxy S20シリーズ新製品 Galaxy S20 Fan Edition を発表しました。
そもそもファンエディションという言葉から「すべてのファンにお届けするGalaxy」という位置付けで発売されたこの商品。果たしてただの廉価版になっていないでしょうか?それまでに出ている galaxy S20 シリーズと比較してみましょう。
今までの S20 シリーズとの比較
Galaxy S20 Fan EditionはS20と同じく Snapdragon 865が搭載、そして広角、超広角、望遠の3レンズ、120Hzディスプレイを採用しています。このようなハイエンド仕様は残しつつ、解像度を 3200×1440 から 2400×1080 に落とし、RAMを8GBから6GBに落とすことで値段が7.4万円と抑えることができています。
そして驚きなのはカメラです。背面カメラは広角・超広角は S20と同じ12MPであり、あまり使わない望遠を8MPに落とすことで、前面カメラはなんと廉価版であるにもかかわらず、S20 が10MPだったのをGalaxy S20 FEではなんと32MPのセンサを載せています。つまりS20やS20+よりも安価であるのに、前面カメラはそれらを上回っているのです。他にもS20のバッテリーが4000mAhだったのが、4500mAhとなっているなど「廉価版なのに」性能を上回っているのです。
まとめ
今回の発表でGalaxy S20 FEがただの廉価版ではなく、むしろスペックアップしている部分もあるということから、Samsungの「すべてのファンへ」需要のある部分を残し、あまり需要のない部分を削ることで、高価なハイエンド機をより買いやすくという心理があるのだと思います。
需要の少ない部分を削り、求められている昨日はそのままで値段が下がっている洗練された機種なので買う価値は大いにあると思います。是非購入を検討してみてはいかがでしょうか?
価格:29,800円 |
iPhone12にガッカリ⁉同梱品もなくすのに値段もあがるの?
今年10月~11月に発売が予想されているiPhone12ですが、その値段が749ドル(79,800円)になるとの予想をGizchinaが伝えています。さらに今まで付属されていたEar Pods with Lightning Connectorや電源アダプタすら同梱されなくなるとのことです。
以前のジョン・プロッサー氏の予想では最も安価な5.4インチのモデルでは649ドル(69800円) とされていましたが、今回の値段はそれよりも1万円程度高く残念としか言いようがありません。
5G部品のコスト増が影響か
AppleInsiderの取材によると、今後発売される5Gに必要なロジックボードは10%、電波の送受信のためのアンテナやボードは35%もコストが上昇していると予想されています。
他にもiPhone11からデザインを変える必要があるためそれらも多少値上がりに影響していると考えられます。
Andoroid端末ではどうでしょうか。Andoroid端末のSoCとしてよく使用されるQualcommの Snapdragon 865 も5G対応により Snapdragon 855 から値上げがなされました。今後登場する Snapdragon 875 の値段は一時期 Snapdragon 865から更に1万円値上がりし、26000円程になると噂されていましたが、Xiaomi幹部のパン・ジタン氏によると「Snapdragon 875 はSnapdragon 865 と同等の値段もしくは値下がりする」と述べています。つまりこれが事実であるならば、Andoroid端末は今後値上がりはない、もしくは値下がりすると考えられます。そうなればスマホのフラッグシップ市場はAndoroidが有利に働くでしょう。
今後買うべきスマホは、iPhone11!?
iPhone12が値上がりすると聞き、どのスマホを買えばいいのか悩む皆さんも多いでしょう。いくらAndoroidが値下がりすると言われても「慣れ親しんだiPhoneから離れるのはためらう。」という人におすすめなのがiPhone11です。
実はiPhone11、iPhone12の発売と同時に値下げがされ、549ドル(58800円)になると予想されています。この大幅な値下げによってiPhone7,8ユーザーは気軽に乗り換えられるでしょう。
なので、最新機種でなくてもいいという人はiPhone12が発売されたと同時にiPhone11を購入してみてはいかがでしょうか?
価格:29,800円 |
【物質量 mol】原子量・分子量・式量の違いって何?
今回の記事は高校になって初めて化学を勉強していてつまずく分野、第一位「mol」です!いきなり化学を勉強させられて原子や分子、分子量、物質量、相対質量など様々な単語が出てきてパニックになっている高校生、めちゃくちゃ多いと思います。今回はそんな疑問を解決して、化学の完全攻略に一歩近づきましょう。
原子量・分子量・式量とは
私たちが生活する地球上において全てのものは多くの分子という粒が集まってできています。そしてその分子は、原子が組み合わさることで出来ています。この分子や原子はとても小さいものなので、多くの原子や分子の粒を集めて1つのまとまりとして考える為に様々な単位がつけられたのです。それが原子量や分子量などのことです。
原子量
原子には当然重さがあります。簡単に言うとそれぞれの原子1つの重さを表したものが原子量です。原子量の求め方は、相対質量というものを使います。相対質量とは、質量数12の炭素(その原子に何個陽子と中性子が含まれているかを表す数、つまりこの場合12個の陽子又は中性子が含まれている炭素のこと)を質量12としたとき、ほかの原子の重さを表す比のことです。
例えば質量数12の炭素の2倍の原子があるなら、その原子の相対質量は24になります。この時注意してほしいのは、あくまで炭素をもとにした比なので単位はないということです。
そして、それぞれの元素には質量数の異なるものがあります。例えば水素なら質量数が1のものや2のもの、まれに3のものもあります。原子量はそれらの相対質量の平均をもって計算されます。(質量数でなく、相対質量です!!)仮に世界中の水素の50%が相対質量1のもの、残りの50%が相対質量2のものだとすると水素の原子量は
1×0.5+2×0.5=1.5
となります。
分子量
原子量は先ほど説明しましたが、では分子量とはなんでしょう。答えは単純で分子の重さです。分子とは冒頭で話した通り原子が集まったものです。例えば、水(H2O)は水素原子2つと酸素原子1つが集まったものです。そして水の分子量は
(水素の原子量)×2+(酸素の原子量)
です。原子量が分かれば簡単なのでまずは原子量が何なのかをしっかりと理解しましょう。(もちろん分子量も単位はありません)
式量
式量とは式量はほぼほぼ分子量と一緒で名前が違うだけです。分子量は分子の重さを表すものでしたが、式量はイオンや金属などの重さのことです。分子は原子によって一つのまとまりができていますが、イオンや金属は全ての原子が結合しているため分子ではありません。そのため、仕方なく式量という言葉を使っています。だから計算自体は簡単で例えば食塩の原料である塩化ナトリウム(NaCl)は
(Naの原子量)+(Clの原子量)
です。また炭酸イオン(CO3²‐)は
(炭素の原子量)+(酸素の原子量)×3
で表されます。イオンに含まれる電子は計算しないの?と思われますが、原子量に比べて軽すぎるので無視して計算します。(分子式同様、単位はありません)
物質量molとは
今までの記事で原子量・分子量・式量の違いは分かったと思います。ですが、ここまでの説明で全てに単位はないと書きました。普通、重さならgや㎏などの単位があるはずです。そこで単位をつけるために登場してくるのが物質量molになります。
molってなに?
では単位をつけるために必要なmolとは一体何でしょう。はじめに説明した通り原子や分子はとても小さく扱いにくいものです。そのため、多くの原子や分子を集めて一つと考えようとしました。その1つのまとまりがmolです。このmolは原子や分子を6020垓個(これをアボガドロ定数といいます)集めたものをいいます。つまり1molなら原子が6020垓個、0.5molなら3010垓個ということです。そして1mol集まるとそれぞれの原子量や分子量にgをつけて重さを表すことができます。
例 分子量が5の分子が1mol集まると5g
式量が25のイオンが2mol集まると50g
問題演習
1原子量を求める問題
(1)水素は相対質量1.008の物が99%、相対質量2.014の物が1%ある。では水素の原子量は?
(2)酸素は相対質量15.99の物が98%、相対質量16.99の物が1%、相対質量17.99の物が1%ある。
では酸素の原子量は?
2molの計算
(1)分子量30の分子が0.5molある、重さは何gになるか。
(2)原子量12の分子が5molある、重さは何gになるか。
3総合問題
炭素は相対質量が12.0の物が98.9%、相対質量が13.0の物が1.10%ある。今、この比率で炭素が5mol存在するとき、重さは何gになるか。
問題演習の答え
1(1)1.018
(2)16.02
2(1)15g
(2)60g
3 60.1g
いかがだったでしょうか?今回の範囲だけでなく、計算に重要な有効数字をしっかりと考えて解けていますか?
本日の攻略はここまでです。お疲れ様でした!また次回頑張りましょう!
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